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英国のウェスト・ヨークシャー州リーズ市近郊で 16日、欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票をめぐる集会の準備中に銃で撃たれ・その上でナイフでも刺され重体となっていた野党・労働党の女性議 員、ジョー・コックス氏(41、下院議員1期目、2児の母親)が死亡した。英警察当局が明らかにした。
同議員は英国のEU残留を支持。現地の報道によると、集会準備中に男性2人がもみ合いになり、コックス議員が仲裁。男性のうち1人が持っていたバッグから拳銃を取り出し2発発射した。
銃弾はコックス議員と男性に当たり、2人とも渋滞とされていたが、コックス議員は銃で撃たれた後、さらにナイフで刺されていた。
目撃者は、銃撃犯は極右団体の名称である「ブリテン・ファースト(英国第一)」と叫んだという。
コックス議員は現場から救急輸送機で近くの病院に搬送されていた。

労働党のジェレミー・コービン党首は、ツイッターを通して「コックス議員の襲撃に衝撃を受けている」とコメント。事件を受け、離脱派も残留派もこの日はキャンペーンを自粛している。
以上、

今回の死は、離脱に傾いていた世論が、再度残留に傾くことになろう。(世論調査は離脱派がやや優勢となっているが、世論調査はどうでも示威的な操作ができることから実態は不明。金や経営者・担当責任者の意向が結果に反映することが多々ある。賭けのブックメーカーのオッズは残留派が圧倒しているブックメーカーが多い)

それでも離脱派が勝利すれば、国民がEUに対しよほど不満を持っている証となろう。もともとイギリス紳士といわれるほどプライドの高い国民性にもある。EUには加盟しているが貨幣統一では参加せず、ポンドを堅持している。

過去の大英帝國の再興を夢想している。