sponsored

実質賃金もほとんど増えず、景気の先行きの不透明感から消費者の心理面にブレーキがかかり、節約志向が前面に出て、百貨店やスーパーの消費不況がはっきりしてきている。

日本チェーンストア協会が発表した5月の全国の主なスーパー9410店の売上高は、夏物衣料や日用品の販売が伸びなかったことなどから、既存店ベースで、前年同月比▲1.3%減の1兆1036億円だった。

4月は(調整後売上高)▲0.7%減、3月は▲0.3%減とマイナス幅が拡大していっている。

<5月のスーパー部門別の概況>
 
売上高
前年比
 
億円
調整後
食料品
7,101
0.2%
衣料品
993
-7.2%
住関品
2,415
-3.5%
サービス
30
-0.7%
その他
666
0.1%
合計
11,036
-1.3%