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中国が、台湾と外交関係がある西アフリカのブルキナファソに対し500億米ドル(約5兆6900億円)を供与する代わりに、台湾と断交して中国と復交することを持ちかけていたと25日、米ブルームバーグ通信が報じた。

中国は、台湾・蔡英文政権の外交的孤立を狙って圧力を強めているが、金銭的な攻勢が明らかになるのは珍しい。

同通信などによると、バリー外務・協力・在外ブルキナファソ人相が中国からの提案を明らかにしたうえで「台湾は我々の友であり、パートナーだ。金で台湾を裏切ることはない」と述べた。

台湾外交部(外務省)は「(ブルキナファソと)台湾との関係は安定している」と強調した。

中国は、独立志向が強い民進党の蔡政権が、中台を不可分の領土とみなす「一つの中国」原則を受け入れないことを批判し、外交圧力を強めている。

昨年12月に西アフリカのサントメ・プリンシペが台湾と断交し、中国と復交した際にも、背後に中国の関与が指摘された。

台湾と外交関係があるのは現在21ヶ国で、このうちアフリカではブルキナファソとスワジランドの2ヶ国しかない。

以上、

中国は銭でしかなにもできず、外国もすべて拝金主義と思っているようだ。