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韓国青瓦台(大統領府)の鄭義溶国家安保室長は27日、文在寅大統領と与野党4党代表の会合で、「米国が戦略兵器の朝鮮半島周辺へのローテーション配備を拡大する」と明言したことを明らかにした。会合に同席した野党幹部が伝えた。

鄭氏は、北朝鮮の脅威に対抗するローテーション配備の拡大について、「早ければ年末にも始まる」と説明した上で、「韓国軍の防衛力の向上に役立つ」と述べたという。
与党の報道官も、「(会合で)鄭氏がローテーション配備の拡大が明文化され、年末からの実施が可能だと説明した」と伝えた。

鄭氏は、同配備に戦術核が含まれるかどうかについて、「韓米防衛条約にはすべての拡大抑止手段が含まれている」と指摘した上で、「米国側は、最大限の手段を提供する」との見通しを示したという。
以上、

<戦術核は核の大きさには関係ない>
米ソ間の核軍縮協定などで射程距離が500km以下のものが戦術核兵器であると定義されているだけ。
米国が持つ最大の核は1200キロトン水爆だって射程距離が500キロ以内ならば戦術核。
米トランプが国連で発言した「北朝鮮を完全破壊」するには十分だ。
因みに、広島の投下核爆弾は12~18キロトン、長崎投下核爆弾は18~23キロトン、いずれもTNT火薬換算値。
 抑止力だけならばよいが、狂人相手に核兵器も含め一触即発状態が続く。

韓国は原子力潜水艦購入を米国に打診している。北朝鮮どころか、中国や日本を対象に、軍事力強化をはかっているようだ。韓国では国会で、中国や日本の軍事力に劣り、対等にする必要があるとの意見が大勢を占めている。
韓国では、米国の対韓貿易赤字、輸出に飢える米トランプの最新戦略兵器輸出を、軍事力強化の千載一遇のチャンスと見ているようだ。
米トランプにしても今後、長期間、利益率が非常に高い武器輸出の超お得意様に韓国がなり、大喜び。
いずれにしろ北朝鮮問題が片付いたら、核以外のその刃の鉾先は日本へ向けられることになる。

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