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鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山「新燃岳」で、11日早朝から連続して噴火が発生、山の膨張を示す地殻変動などが、観測されている。
気象庁は11日、今後、より規模の大きな噴火が起きるおそれがあるとして、火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルの「入山規制」を3に引き上げ、火口から約2キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけている。
別の航空写真では火口が大きくなっているように見える。

新燃岳は2011年1月26日に爆発、噴煙を3000メートルの高さまで噴き上げた。空震や噴石により車両や民家のガラスなどに被害が生じた。

<入山規制の火山>
現在の入山規制「噴火警戒レベル3」の火山は、新燃岳のほかに、鹿児島県の「桜島」と「口永良部島」の2つ。
「噴火警戒レベル2」の火山は、群馬と長野の県境にある「浅間山」、霧島連山の「えびの高原の硫黄山周辺」、鹿児島県の「諏訪之瀬島」の3つ。
阿蘇山も白い噴煙が上がり続けているが、終息に向かっているようだ。

↓ 気象庁のライブカメラ、11日13時36分
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