東京・港区のベンチャー企業「ＡＬＥ」が、再来年の実施を目指す世界初の人工的な「流れ星=Sky Canvas」イベントの盛り上げに、日本航空とコンビニのファミリーマートが協賛し、見学用のチャーター機の運航やオリジナル商品の開発で一役買うことになった。

ＡＬＥ社は、高度４００キロ付近に打ち上げた超小型衛星から金属の玉を放出させ、大気圏で燃え尽きさせて人工的な「流れ星」を作り出す世界で初めての試みを、再来年、広島県の上空で行うことを目指している。

「流れ星」は、広島県のほか、中国・四国地方の一部で見られる予定で、ＡＬＥ社は、花火大会のようなイベントにしたいとしている。
日本航空は、上空から流れ星を見られるチャーター機の運航を目指し、ファミリーマートは、流れ星にちなんだオリジナル商品の開発などを進めるという。

この会社は、再来年のイベントが成功すれば、東京オリンピック・パラリンピックの会場や海外にも売り込みたいとしていて、社長の岡島礼奈さんは「上空を移動しながら見ることができる旅客機と、見える範囲に多くの店舗があるコンビニの支援によって、事業は大きく前に進みます。今後も協賛を募り、さまざまな楽しみ方が提供できるよう頑張りたい」と述べているという。
以上、報道参照

金属の入射角、速度、成分で、人工流れ星の流れ方や発色が変化する。一つの玉を数種の金属層にすれば、色が変化していくことにもなるはず。