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奈良県宇陀市の市立病院で、電子カルテのシステムがコンピューターウイルスに感染し、患者1100人余りの診療記録の一部が開けなくなった。病院によると、個人情報の流出はなく、現在は平常どおり診療を行っているという。

宇陀市立病院によると、今月16日、電子カルテのシステムが使えなくなったことに職員が気づき、システム会社に連絡したところ、コンピューターウイルスに感染していることがわかったという。
病院ではシステムを停止させて対応にあたり、2日後には復旧したが、今月1日から15日までに作成した患者1100人余りの問診でのやり取りの記録に暗号がかけられた状態となっていて開けなくなっているという。

このトラブルによる個人情報の流出はなく、現在は平常どおり診療を行っているという。
病院によると、システムは今月1日に導入したばかりで、最新のウイルス対策ソフトが入っておらずデータのバックアップも取っていなかったという。
宇陀市立病院は「市民の皆様にご心配とご迷惑をおかけし大変申し訳なく深くおわび申し上げます」としている。
以上、

せめてウイルス対策ソフトぐらいは、ソフト納入業者が病院に諮り入れさせるべきだろう。システム管理者もいいころ加減。
電子カルテにウイルスが入り込んだ場合、画像データや内容を勝手に書き換えられたりする危険性がある。そんな事態になったら、とんでもない事態に陥る。厚労省は病院や医院に対してどう対応させようとしているのだろうか。