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公正取引委員会は17日、スポーツ統括団体やリーグが設ける選手のチーム移籍を無期限に制限するルールが、独占禁止法に抵触する恐れがあるとの考え方を発表した。
スポーツ界の移籍制限には、チームによる選手育成の意欲向上や戦力均衡の目的があることに留意する一方、選手獲得競争が停止され、新規参入も阻まれるなどの弊害も生じる可能性を指摘。
また、移籍の一切の禁止や、移籍は可能であっても競技会への出場を認めない規則については、「合理性、必要性が十分に認められるものとは言い難い」との見解を示した。

移籍を制限するルールは多種多様であるため、独禁法上問題になるかどうかは「個別に判断される」としている。
ただし、各団体に自主的な見直しや必要に応じた改定を要望し、独禁法違反が認められた場合は「厳正に対処する」と表明した。
選手の移籍制限は実業団陸上などにあるとされ、公取委は昨年12月から情報提供を求め、各団体などに事情を聴いてきた。「引き続き実態把握に努めていく」としている。
以上、

選手育成能力が限られている監督やコーチから飼い殺しにされる選手たち。
監督によって、どうしてこうも選手たちが変わるのだろうかと思うほど、選手と監督がマッチした場合、選手が能力を発揮することがしばしばある。高校野球、高校サッカー、駅伝、吹奏部などでも驚くほど急成長する。

ただ、能力があるとされる監督でもマッチしない選手を伸ばすことはできないようだ。そうした異なる能力のある監督たちを育成し、マッチさせることが、日本の選手たちの競技力を高めるものと思う。

今のスポーツ界は、監督中心になっているが、選手中心に置き換える必要がある。そこに移籍という言葉も生じる。
10年もすればこうした問題をAIが解決してくれることだろう。AIが補強し監督が変わるばんだ。