sponsored

韓国の大韓航空は20日、日韓関係の悪化によって、需要が減少したことに伴い、日本と韓国を結ぶ路線を大幅に見直す方針を発表した。

1、来月から、釜山と関西空港を結ぶ路線を運休するほか、今年11月以降、済州島と成田、関西空港を結ぶ路線も運休する内容。
2、また、仁川と小松、鹿児島、旭川を結ぶ3路線については、来月下旬から約1ヶ月間、一時的に運航を取りやめるとしている。
3、さらに、仁川と関西空港や福岡、プサンと成田などを結ぶ5路線については、一時的に減便することを明らかにした。

大韓航空は、日本路線を縮小する一方で、東南アジアやオセアニア、中国路線の強化を図ると説明している。
これに先立ち、大韓航空は、釜山と札幌を結ぶ路線を運休することをすでに発表していて、日韓関係の悪化が影響していることが浮き彫りとなっている。

大韓航空は、ジャパンボイコットに関係ない4~6月決算で、すでに赤字を出しており、背に腹は変えられない状況に追い込まれている。
 大韓航空は今年4~6月期の営業損失が▲1,015億ウォン(約▲89億円)を記録、前年同期(824億ウォン=約72億円の黒字)から赤字に転落した。同期間、LCC含む韓国全8航空会社が全部赤字を出している。

大韓航空の赤字理由は次のとおり、全航空会社に共通したものであるが、
1、最低賃金引き上げで外注コールセンター職員の用役費が前年同期比で91億ウォン(約8億円)増加。
2、労働コスト増により大韓航空職員の人件費が+393億ウォン(約34億円)増加。
3、ウォン安により空港利用料が+945億ウォン(約83億円)増加。
となっているが、国内経済の疲弊、ウォン安により海外観光客が減少していることも上げられる。
以上、

感情豊かな韓国の人たちが自らの行為の反動で、自国の航空会社を潰しにかかっている。
韓国LCC全6社も同期赤字だった。さらに7月からは・・・

2019年6月時点の韓国LCCの国際線に占める日本の比率
チェジュ航空・68路線中22路線、32.4%(韓国LCC最大手)
ジンエアー ・28路線中9路線、32.1% (大韓航空傘下)
ティーウェイ・53路線中23路線、43.4%
エアプサン・32路線中10路線、31.3%(アシアナ航空傘下)
イースター・34路線中12路線、35.3%
エアソウル・17路線中11路線、64.7%(アシアナ航空傘下)
韓国LCCの国際路線合計232路線、うち日本路線は87路線で平均37.5%が日本路線だった。
すでに、韓国航空会社全8社が、路線撤退、減便、運休、減便、機体の小型化などを発表している。
後先考えない文大統領は、日本に痛みを与えるどころか、結果、自国の航空会社や関連会社を潰しにかかっている。
赤字が定着すれば、海外投資家はほとんどの韓国の航空会社の所有株を見切り、さらにウォン安を加速させることにもなる。