同社は不動産事業について、不動産業賃貸事業で福岡ビル閉館に伴う減収があった一方、住宅事業での「サンリヤン小岩レジデンス」などの分譲マンション販売区画数の増加などにより、不動産業の営業収益は284億7千4百万円(前年同期比5.2%増)となった。
営業利益は、住宅事業で「カルナス別府」(2019年6月開業)などの新規シニアマンションの開業費用の増加に加え、分譲マンションでの利益率の低下などにより、29億7千2百万円(前年同期比▲14.4%減)となった。分譲販売区画数は237区画(前年同期比46区画増)となった。分譲マンションは125戸、戸建は102戸、リノベーションは10戸となり、合計で前年同期比24.1%増の237戸。
流通事業では、生活雑貨販売業で前期に開業した「イオンモール熊本店」(2018年7月開業)の寄与があった一方、ストア事業での競合店の影響や、価格志向の強まりによる既存店売上の低迷などにより、流通業の営業収益は389億1千万円(前年同期比▲0.5%減)、営業利益は2億5千万円(前年同期比▲9.9%減)となったとしている。