(株)メイト黒崎(福岡県北九州市八幡西区黒崎1-1-1、代表:重越謙二)は1月24日、東京地方裁判所へ破産申請し、保全管理命令を受けた。

保全管理人には、厚井乃武夫弁護士(電話093-641-4077)が選任されている。

負債額は約25億円。

同社は昭和54年3月設立のJR鹿児島本線黒崎駅に隣接するショッピングモール「クロサキメイト」の賃貸事業会社。
クロサキメイトは昭和54年10月、「黒崎そごう」と「ジャスコ黒崎店」を核テナントとして「メイト専門街」とともに開店した。

ピーク時の平成3年2月期には約18億円の売上高を計上していた。

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しかし、平成11年に「ジャスコ黒崎店」が撤退、翌年の平成12年には「黒崎そごう」も撤退し、変わって平成13年からは西館に百貨店の井筒屋黒崎店が進出、東館には専門店がテナントとして入居していた。

しかし、新日鉄の八幡離れにより人口減少が進み、黒崎駅の乗降客数は減少の一途、全館売上高が減少し続け、平成31年2月期には11億円台の売上高にとどまった。
そうした中、現在核テナントの井筒屋の賃料引き下げ要請と縮小を受け、賃料収入は半減し、消費不況もありテナント入居はままならず、厳しい経営が続き、今回の事態に至った。
以上、
当施設は、駅に隣接した商業施設だが、黒崎そのものが元は八幡製鉄所の企業城下町だったことから、バブルも崩壊し、時代の移り変わりに翻弄された商業施設となっていた。
以前は北九州特有の裏利権によるキナ臭い人たちも介在していた。今は知らない。

<隣接するコムシティは>
黒崎駅に西側で隣接するコムシティは第3セクターによる官民複合施設(高層+低層+駐車場)は、区役所の一部か入居し、筑豊電鉄駅やバスセンターを擁して平成14年にオープン、しかし、同駅の東側に隣接してあるメイト黒崎には商業施設があり、商業施設部分のテナント入居は進まず、開業1年後には負債額約130億円を抱え民事再生を申請して、計画性のない第3セクターらしく見事経営破たんしている。現在ではほとんど北九州市などの公共施設が入居している。

↓メイト黒崎
今回の破綻後は、超格安でヨドバシカメラに一括貸し出すなどしない限り、集客できない。
近くのスペースワールドの跡地には巨大イオンモールが出現することにもなっている。

メイト黒崎