アイコン 武漢・新型コロナウイルス 陰性化に成功3案件

Posted:[ 2020年2月 5日 ]



武漢で治療に当たっていた医師が死亡するなど医療関係者の二次感染も多くなってきている。そうした中、感染した医師がその後の治療で陰性となったと公表された。
武漢新型コロナウイルスは、ワクチンも決定的な治療薬もなく、現場では、感染者に対して手探り状態で治療が行われている。

感染した医師は、「発病当初は、『風邪の症状とよく似』ており、『力が出ず』、『寒気』がして、『筋肉に痛み』があったが、せきや痰は出なかった」。しかし「その後、突然『発熱し高熱』となり、この時、『肺の状況が深刻』になっていったようだ」と述べている。1月21日に検査の結果、新型コロナウイルスの陽性反応が出たという。
治療は、「特効薬がないため、主に対処療法を行った。熱が39度と比較的高かったので『ホルモン』と『ガンマグロブリン』と使い、同時に『抗ウイルス』と『抗感染』の薬を使用した。2日ほどしてから熱が下がり始め、薬の量を徐々に減らし、数日経過を観察し、検査を2回行ったところ2回とも陰性となり退院できた。体温もこの4日間熱は出ていない」と語った。



タイでは医師が、発症した男性に対して、「インフルエンザの治療薬」と「エイズの発症を抑える薬」を組み合わせて投与したところ、コロナウイルスが検出されなくなり、症状に改善が見られ、陰性となったと記者会見で発表した。

米CDC(疾病対策センター)などの研究グループは、武漢に滞在し男性が米国に帰国して発症、入院7日目にエボラ出血熱の治療薬として開発が進められてきた抗ウイルス薬を投与したところ、翌日以降、酸素吸入の必要がなくなり、発熱も治まるなど、症状が改善したとして、治療経過を医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に発表した。

米保健福祉省(HHS)は2月4日、米製薬リジェネロン・ファーマシューティカルズ社と連携して、新型コロナウイルスの治療法を開発していると発表した。
HHSによると、リジェネロン社は、コンゴ民主共和国内で発生したエボラ出血熱の試験薬を開発する際に使用された技術と同様の技術を使用するという。

日本の偉い学会の人たちが主導する日本国の場合、石橋をたたいて渡ることから、こうした実験的なヒトへの試みは、行われない。
ただ、日本の医師たちも名医と呼ばれる多く医師たちは、厚労省や厚労省を牛耳る学会依存度を下げている。ただ、こうした医師たちも、実験的治療に失敗した場合や倫理上の問題があれば、医師会や学会から追放される可能性もある。

武漢新型コロナウイルス感染者は症状により死に直面しており、藁をもつかむ状態、賢明な医師たちにすがるしかない。
学会と厚生省の大昔からの関係をいくら改善したところで根が腐っており、一掃し、再構築する必要があろう。そうでなければ、日本の医療は前には進まない。
iPs研究所の政府により決定済みの継続した研究予算さえ、途中打ち切りの打診をする厚労省の大幹部たちである。


 

 


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