アイコン 「ホテル木曽温泉」の合同会社おやど(長野)/事業停止 コロナ関連倒産

Posted:[ 2020年3月26日 ]



合同会社おやど(長野県木曽郡木曽町三岳***)は3月19日、事後処理を安藤雅樹弁護士(電話0263-39-0330)に一任して、事業を停止した。 長野県では初の「新型コロナウイルス」関連破たん。関連倒産は8社、破産準備中などが7社で、経営破たんは合計15社となった。

同社は平成22年4月設立の木曽町立の宿泊温泉施設「ホテル木曽温泉」(24室)の指定管理運営会社。施設は木曽の御嶽山登山口にあり、登山客や温泉客に利用されてきた。しかし、平成26年9月の御岳山が突然大噴火し、それまであった売上高は半分以下まで減少し平成31年3月期の売上高は約4000万円にとどまり苦しい展開の中、新コロナの影響で集客がさらに減少、先行きの見通しも立たず、今回の事態に至った。



御岳山登山は令和元年7月に入山規制が緩和され、春からの登山シーズンに期待が寄せられていたが、目に見えぬ新コロナにすべての動きが止まりかけている。

なお、「ホテル木曽温泉」を所有する木曽町は、4月にも新たな指定管理者の公募を始めたいとしている。

追、新コロナで国内客の足はあらゆるところから遠のき、インバウンドもなくなり、日本は大きく変わる節目になっているようだ。

東京五輪は東日本震災からの復興記念イベントだけではなく、新コロナ終息の世界のお祝いのイベントになればよいが・・・。

 


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