合同会社おやど(長野県木曽郡木曽町三岳***)は3月19日、事後処理を安藤雅樹弁護士(電話0263-39-0330)に一任して、事業を停止した。 長野県では初の「新型コロナウイルス」関連破たん。関連倒産は8社、破産準備中などが7社で、経営破たんは合計15社となった。
同社は平成22年4月設立の木曽町立の宿泊温泉施設「ホテル木曽温泉」(24室)の指定管理運営会社。施設は木曽の御嶽山登山口にあり、登山客や温泉客に利用されてきた。しかし、平成26年9月の御岳山が突然大噴火し、それまであった売上高は半分以下まで減少し平成31年3月期の売上高は約4000万円にとどまり苦しい展開の中、新コロナの影響で集客がさらに減少、先行きの見通しも立たず、今回の事態に至った。