アイコン 大建工業(株)/自己破産へ

管工事業者の大建工業(株)(愛知県刈谷市富士見町2-602、代表:南健)は2月16日事業停止、事後処理を白濱重人弁護士(電話0566-91-0210)に一任して、自己破産申請の準備に入った。負債額は約12億円が見込まれる。

同社は、空調・換気設備から給排水・衛生設備工事まで手掛け、官庁工事から民間ビル工事に至るまで受注して、売上高も09年6月期約9億円を計上していた。しかし、リーマンショックの浸透で民間工事が激減するなか、翌10年期は6億円台まで下落して赤字に転落、先行きの見通しも立たないことから今回の事態に至った。負債額が大きいのは、同社が賃貸マンションも所有しており、その借入金によるものも含まれている。
 

[ 2011年2月17日 ]
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