アイコン 世界遺産推薦「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が第3位/フォートラベル調査

旅行好きのフォートラベルユーザーが、世界遺産に推薦したい観光地は、1位「富士山」、2位「小笠原諸島」、3位「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の順となった。
 1位の「富士山」は世界文化遺産の候補に挙がっており、他の観光地を抑えて圧倒的に人気が高かった。選択した理由をみると「日本の象徴・シンボルだから」というコメントが8割を占め、また形の「美しさ」をあげる声も挙がった。「富士山」は、以前も世界遺産登録の候補に挙がっていたが、ゴミ問題などの様々な理由から、登録が見送りとなった。

2位の「小笠原諸島」は、「東洋のガラパゴス」と呼ばれ貴重な動植物が多く世界自然遺産として候補に挙がっている。現在14ある国内の世界遺産のうち、自然遺産は3つのみということで期待も高いようだ。「小笠原諸島」を推薦した人のコメントを見ても「日本でも数少ない手つかずの自然が残されている」、「多様多彩を誇る日本の自然の重要な構成要素であり、世界的にも大切な遺産として守っていくべき」といったようなコメントが寄せられた。一方で、「世界遺産に登録されることで観光客が多く訪れ、現在の生態系破壊につながる懸念がある」といったコメントも見受けられた。 

 3位の「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」は、大浦天主堂や浦上天主堂など、長崎県内にある教会、キリスト教に関する史跡や文化財で、日本におけるキリスト教布教の重要な拠点が複数ある。コメントを見ると「建物としての美しさと、日本という仏教中心の文化のなかでの長崎のキリスト教関連遺産は独特で、歴史もある」、「キリスト教伝来以降、様々な迫害を受けながらも今日まで受け継がれて来た我が国のキリスト教史は世界史の中に占める位置は小さくない。その現実的な証である長崎や五島の教会群は世界遺産登録される価値は十分ある」といったような、街並みの美しさと歴史的背景の両面から、世界遺産登録を推薦する意見が挙がっていた。

 以降、4位は「平泉の文化遺産」、5位は「武家の古都・鎌倉」という結果になった。
 また、「特に推薦する箇所がない」と選択した人も全体の7.7%あり、「全世界レベルで見渡せば表記の暫定リストよりも選ばれるべき歴史・文化・自然遺産が数多あり、日本にはこれ以上必要ない」、「世界遺産になると観光客も増えてかえって観光しづらくなる。地元の人も渋滞や規制で不便になる。世界遺産にならずともみんなで大切に保護するのがベスト」などの意見もあった。
以上、フォートラベル調査

旅行者から世界遺産推薦に「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が選ばれたことは、大変に喜ばしいことであるが、長崎市の市政は、猫さんから可愛がられ、猫さんご用達の大成建設一辺倒で最低かもしれない。
 

長崎.Nagasaki

[ 2011年3月14日 ]
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