アイコン 長崎市民病院の落札に新たな疑惑浮上か?(2)

投稿者=新長崎オンブズマン

<応札したゼネコンへの緘口令・市議会も入札関係資料をチェックできず>
田上市長は、何故か、長崎市が発注した「長崎市民病院の新築工事・管理運営のPFI事業」に対して、応札したスーパーゼネコン各社の入札資料を全く開示しない。市民を代表して行政をチェックする機関でもある長崎市議会も舐められたものである。
田上市長は一切開示しないという理不尽な態度を取り続けている。こうしたことからも市民は「何かあるのでは・・・」と疑問を持つ。そうした市民が、入札に関わる疑問を質そうと長崎市を相手に裁判も起こしている。

また、長崎市の田上市長は、入札に参加したゼネコン各社に対して、一切かっさい開示してはならないとの約定を押し付け、164億円もの税金が投入される案件にもかかわらず、その情報を一切封じ込めている。

<長崎市/名誉あるオンブズマン大賞に輝く>
長崎市は、2007年に「オンブズマン大賞」を受賞した。受賞理由は「市職員の公金管理意識の欠如や希薄さが強く表れている」ことによるものであった。

その後4年経過した2011年6月21日の西日本新聞には、次のように記載されている。

「長崎市 宿泊費二重取り3500万円 市長含む延べ2500人 市返還求めず」

「長崎市職員が出張した際、一部で宿泊費の「二重払い」が生じていた問題で、過去4年余りの間に二重取りをしていた職員は、田上富久市長を含む約2500人で、総額が約3500万円に上ることが6月20日、市への取材で分かった。
長崎市は今年2月に実費支給に切り替えたが、過去の二重取りの分について返還は求めないという。問題を指摘していた市民団体は、全額返還を求め、住民監査請求も検討している。
 二重払いになっていたのは、航空運賃と宿泊費がセットの「パック旅行」を利用した場合。市の内規で、パック料金を全額航空運賃とみなし、宿泊費1万900円(係長以下)-1万6500円(市長、副市長)が別途支給されていた。
 人事課によると、内規を定めた06年6月から廃止した本年2月17日まで、田上市長以下全部局の職員延べ2516人が総額3550万7735円を二重取りしていた。同課は「ルールとして決まっていたことなので、さかのぼって返還は求めない」としている。」以上。

 今時、官庁でも実費負担が当たり前になっている時代に、田上市長自らが率先して、小遣い稼ぎをやっていたとは。(公金はすべて税金である)もはや、言う言葉さえ見つからない。

[ 2011年8月19日 ]
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