分譲マンション管理市場規模5,899億円 修繕市場規模5,095億円/矢野件
矢野経済研究所では、国内の分譲マンションの管理市場の調査を実施した。
2009年のマンション管理費市場の市場規模(管理費ベース。修繕積立金除く)は5,735億円(前年比5.4%増)、2010年は5,899億円(同2.9%増)と推計。
マンション管理市場は、新築分譲マンションの供給が比較的堅調であった2009年まで年率5%以上の伸びを示していた。
だが、リーマンショック以降、新築分譲マンション供給戸数の激減により2010年の伸び率は急減した。
2011年のマンション管理費市場の市場規模は6,077億円(前年比3.0%増)、2012年は6,290億円(同3.5%増)と予測する。
<修繕市場規模>(分譲マンション)
共用部修繕工事市場規模は、2009年5,746億円、2010年5,095億円と推計。
2009年の共用部修繕工事市場の市場規模は5,746億円(前年比14.4%増)、2010年は5,095億円(同11.3%減)と推計。
築年数別のマンションストック数と工事部位別の修繕周期との関係から2010年、2011年は若干落ち込むものの2014年以降6,000億円を超えるレベルまで拡大すると予測している。
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