アイコン 丹青社/1月期業績予想 上方修正 だが前期比は・・・

同社や乃村工藝社の業績を見ると、世の中の店舗開発状況が見て取れるが、震災の影響もあり、前期より大幅に利益は落ちる。ただ、12月9日した前回予想よりは好転するとして、今回同社は業績予想を上方修正した。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12年1月期前回予想
51,500
540
590
250
12年1月期今回予想
52,000
720
800
570
前回予想比
101.0%
133.3%
135.6%
228.0%
11年1月期実績
54,530
2,720
2,040
1,020
通期今回予想/前期実績比
95.3%
26.4%
39.2%
55.8%

丹青や乃村・船場は、デザ イン・施工能力のほかに大型商業施設ビルを完成させるための統率力を持っている。テナント集合体の商業ビルでは、テナントごとに掛かり付けの店舗内装業者 がおり、バラバラに店舗内装は進められるが、そうしたバラバラをコンセプトで纏め上げ、全体進捗・全体内装管理を見事やり遂げる。一介の店舗内装業者には うるさいほど厳しい対応をするが、全体管理面から見れば仕方あるまい。この3社の豊富な実績はその実力を物語っているといえよう。

以前は、百貨店の内装工事部門が大型商業ビルなどに対して力を持っていたが、ゼネコンにぶら下がっていたものであり、今では価格も高いためゼネコンから邪魔扱いされている。
[ 2012年3月10日 ]
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