アイコン 料亭「大清水多賀」/閉店

明治5年創業の老舗料亭「大清水多賀」((有) 大清水多賀本店、岩手県盛岡市清水町12-10、代表:細川昭)は、経営状態の悪化などから営業を続けることが難しくなったとして7月末で閉店することになった。

同料亭には、盛岡市が昭和47年に指定した1200㎡の保護庭園があるが、同料亭が市内の不動産会社に売却するに当たり、6月27日に盛岡市に対して保護庭園の解除申請を行っている。
料亭建物は別にしても保護庭園は、購入予定の不動産会社しだいとなっている、今後、マンション建設用地として建設か転売する方針と思われる。

挨拶文
平成25年7月吉日
有限会社 大清水多賀本店
                    代表取締役社長  細 川  昭
謹啓 皆さまにはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
 さて当店、大清水多賀本店は、平成25年7月31日をもち約140年の歴史に幕を下ろし、一旦閉店させて頂くことといたします。
 当店は明治5年「多賀ほそ川」として現在の位置の東側に創業して以来、日本料理・西洋料理・結婚式場・仕出し・お弁当出前・びやがあでんなど多種にわたり「盛岡」の地での「食」に関する事に携わらせて頂きました。
 これまで何としてでも「庭園」「建物の一部」でも残し、次の代に引き継ぎたいとは思ったものの、現在では叶うべくも無い為、このほどこの決断を選択した次第です。
 長い長い年月、格別のお引きたて、お支え頂きまして誠にありがとうございました。
 衷心より厚く御礼申し上げます。
謹白
 

[ 2013年7月 2日 ]
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