アイコン 比「処刑団」千人以上殺害 ドゥテルテ大統領直接殺害も ムスコは麻薬常習と証言

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 フィリピンの違法薬物容疑者の超法規的殺人を審議する上 院聴聞会で15日、ドゥテルテ大統領が、ダバオ市長時代に組織した「処刑団」の元団員という男性(57)が、ドゥテルテ氏自ら「処刑」に手を下したと証 言、同氏の指示で麻薬密売者やレイプ犯など千人以上を殺害したと述べた。

 また、元ダバオ署長だったデラロサ国家警察長官の関与にも言及したが、長官は聴聞会で処刑団の存在を真っ向から否定した。アンダナー大統領府報道班長も「市長に容疑者殺害を指示する権限はない」とし、処刑団や殺害の事実を全面的に否定した。
 ロブレド副大統領は同日、声明を発表し「証言内容は深刻な問題であり、政府は全力で真実を明らかにするべき」と表明した。

 証言の信ぴょう性は定かではないが、現職大統領が容疑者殺害に直接、関わったという衝撃的な内容だけに、重大な政治問題に発展する可能性もある。

男性は証言で、処刑団は約300人で構成。フィリピン共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)の元構成員、国家警察の警官、「殺し屋」などがメンバーだったとしている。証言男性はダバオ市の「幽霊職員」として月給を受給、自身も約50人を殺害したと述べた。
 殺害には銃器やナイフを用い、死体はバラバラに切断し採石場や人目のない場所に埋めたり、ワニの餌にすることもあったという。
 
また男性は、大統領だけでなく、息子で現ダバオ副市長のパオロ・ドゥテルテ氏が殺害指示を出すこともあったとし、副市長は麻薬常用者であると述べた。
 大統領は15日、ルソン地方ブラカン州の国軍基地で演説した。上院聴聞会での証言内容には言及しなかったが、国軍兵士に「私が暗殺されても国のために麻薬密売組織と闘い続けてくれ」と呼び掛けた。
以上、マニラ新聞参照

 ドゥテルテ大統領は6月30日就任、8月7日には、麻薬犯罪への関与が疑われる裁判官7人と、現職と元職を含む議員、市長、自治体職員ら25人超の氏名を公表した。刑事訴追手続きを進める方針で、抵抗すれば殺害も辞さない姿勢を示し「投降」を促した。就任1ヶ月で57万人が投降している。
 息子の麻薬は調べればすぐわかることだろう。
ドゥテルテ大統領は、警察官が麻薬犯を不問に附すと大統領令を発布している。先般、ドゥテルテ大統領が出身のダバオ市に滞在時、屋台街で爆弾テロがあり、激怒した大統領は軍隊にも犯罪者を射殺する権限を与えた。それでも国民から8割以上の支持を得ている。
・・・ドゥテルテ大統領も、ここまでくれば、赤塚不士夫のおまわりさんのようだ。おまわりさんは逮捕するため鉄砲をぶっ放すが、ドァテルテ大統領は殺害するためにぶっ放し、大きな違いがある。

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[ 2016年9月16日 ]

 

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