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報道によれば、資金不足のため経営難に陥っていたイタリア・セリエAのパルマ(Parma FC)に対して19日、破産が宣告、管財人の管理下に置かれることが決まったことがわかった。

幾度もの会長の交代や、現会長の身柄拘束などが起こった数か月の末、裁判所から19日に破産宣告された。

クラブ役員のオズヴァルド・リッコベーネ(Osvaldo Riccobene)氏は、「クラブの債権者が破産を求め、当局がこれを受け入れた。われわれも異議を唱えなかった」と話したという。

地元紙ガゼッタ・ディ・パルマ(Gazzetta di Parma)によれば、裁判所のピエトロ・ロガート(Pietro Rogato)裁判官は、アンジェロ・アネッダ(Angelo Anedda)氏とアルベルト・ギオット(Alberto Guiotto)氏の2人を管財人に指名し、クラブの管理と両氏の監督下での運営を任せることになる。

パルマの負債総額は2億1844万ユーロ(約280億円)。
うち選手の給与に関するものは6300万ユーロ(約81億円)、さらに含み損は4670万ユーロ(約60億円)に達するという。

以上、時事など参照