4月の自動車販売状況-インサイト強し、だが29%減
世の中は、インサイトがバカ売れしているとか、ハイブリット戦争とかいっているが、現実の4月の自動車(軽除)の販売台数は前年比▲28.6%も減少している。
4月の普通車の販売台数は、エコ減税や補助金導入により、買いやすさも手伝ってホンダのハイブリットカー「インサイト」が売れた。5月18日にはライバルのプリウスが新発売され、本格的なハイブリッド時代に突入する。
ホンダはアメリカ発のハイブリットカー「シビック」を日本で販売していたが、全くさえなかったことからかプリウスの物真似インサイトを製造し高人気化している。
燃費比較ではプリウスとの比較では、10・15モードでインサイト30km:プリウス33kmとプリウスが少しだけ勝っている。6月は雌雄を決する時である。当初の予約状況ではトヨタが生命をかけておりプリウスが勝っているが、インサイトも安い分購入者層は厚い。
電気自動車も再来年には登場しようが、光岡自動車が大手メーカーに躍り出る最大にして最後のチャンスである。「卑弥呼」「オロチ」もいいが、実用的な安価な電気自動車を作るべし。
自動車販売台数状況
西暦 | 4月 台 | 前年比 % |
2000 | 268,259 | 99.6 |
2001 | 272,742 | 101.7 |
2002 | 265,454 | 97.3 |
2003 | 248,311 | 93.5 |
2004 | 237,332 | 95.6 |
2005 | 262,983 | 110.8 |
2006 | 242,596 | 92.2 |
2007 | 217,911 | 89.8 |
2008 | 232,993 | 106.9 |
2009 | 166,365 | 71.4 |
[ 2009年5月14日 ]