アイコン ディックスクロキの管理物件、DIXが管理

 民事再生手続き中のディックスクロキは、5月1日賃貸マンションの管理業務の営業権を「株式会社DIX」に譲渡したことを発表した。

 

DIX」は同社役員であった牧野修司氏と稲富誠治氏及び同社管理物件のオーナーが出資して今年3月に設立した新会社。購入資金は、約2億5000万円は地元のファンド運営会社である「ドーガン・インベストメンツ」が提供した。
ディックスクロキは、昨年11月に民事再生手続申立て、船井財産コンサルタンツ福岡をフィナンシャルアドバイザーに選任、入札によるスポンサー選定を行った結果、一次入札に5社、二次入札には3社が応札した。「DIX」は同社管理物件のオーナーより支持され、譲渡価格がもっとも高く、社員全員の雇用の維持、本社及び賃貸ショップの継承等の入札条件を満たしたDIXに譲渡が決定していた。した。
 なお、ディックスクロキの黒木透会長はDIXの経営に関係ない。ディックスクロキは、今後残っている不動産などの処分を急ぎ、6月中旬に裁判所に再生計画案を提出して、債権者への弁済を終えたのち清算される予定である。
[ 2009年5月 8日 ]
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