アイコン 鉄骨の小野建/第③四半期・今までが良過ぎた

同社は、輸入鋼材の商社であるが、これまでの建築需要に支えられ、堅調に業績を伸ばしてきた。しかし、建築需要の落ち込みから、今期は前期比▲27.5%減になる見通しである。

国内鉄鋼メーカーの価格は新日鐵価格であり、他社も追随している。しかし、同社のような鉄鋼メーカー系商社に関係ない商社は、その分優位に営業できるが、次第に東南アジアの鉄鋼価格も世界価格に引きづられ、同社の優位性も薄れつつある。ところが、国内価格が新日鐵価格である限り、国内価格において同社の優位性は崩れない。ゼネコンとの駆け引きだけである。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期第③四半期連結
128,027
2,813
6,099
3,660
10年3月期第③四半期連結
84,603
1,379
1,524
783
10月3月期連結予想
121,561
2,527
2,668
1,501

 
決算年月/百万円
03/3
04/3期
05/3期
06/3期
07/3期
08/3期
09/3期
売上高)
72,581
82,899
108,053
117,764
132,658
142,504
167,751
経常利益
3,127
3,949
7,355
4,357
5,112
5,499
3,454
当期純利益
1,468
1,617
4,096
2,528
2,416
3,139
1,481

グラフ

[ 2010年2月 8日 ]
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