アイコン 穀物相場値上がり、畜産用トウモロコシ5%値上げ

実体経済がままならない中、原油や穀物相場が上昇している。

需給バランスが崩れているにもかかわらず値上がりするとは、生き残ったハゲタカファンドやヘッジファンドが損した分を取り戻そうと相場を動かしているに違いない。これまで長い間穀物相場は、天候不順などにより需給バランス予想により相場が動いていたが、今ではハゲタカ共の餌食=ゲームと化かしている。
トウモロコシや小麦は、長年アフリカなどに食料支援物資として送り込まれていた。しかし、穀物の価格高騰で支援量が減少、餓死者も比例して多くなっていると報告されている。そうしたことはお構いなしに油国の泡銭を運用するアメリカハゲタカが相場を動かす。 
バブルを演じバブルを崩壊させたハゲタカやヘッジファンドの規制を行うよう欧州は米国に迫ったものの、米国では今だ何も手立てされていない。そうした中生活に密接な穀物や原油が値上がりしている。米国はそうした値上がり(=インフレ)により、経済を少しでも立て直そうと思っているのだろうか。バカか。
 今時、畜産用であるがトウモロコシが5%値上げされるそうである。何れ食料用も値上がりする。

トウモロコシ相場(東京) とうもろこし相場

アメリカ失業率

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[ 2009年6月22日 ]
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