アイコン 大分県、耶馬渓ダム60%、油木ダム10%

 例年にない異常気象のため少雨となり、大分県中津市の耶馬渓ダムの貯水率(満水時980万トン)が少雨のため71%(19日午前8時現在)に落ち込み、22日前後に60%を割り込む公算大。国交省や利水団体でつくる「山国川中下流域水利用連絡協議会」は23日から取水制限を決定。

カット率は上水道10%▽農業用水30%▽工業用水67%。しかし貯水率が10%を切った油木ダム(福岡県添田町)を利用している福岡県京築地区(椎田町など)の上水道と田植えが終わっていない中津市などの農業用水は対象外。
 取水制限は08年8月15日~18日以来となる。20日夜~21日と雨がパラパラ降ったがまとまったものではなかった。天気予報では22日昼から降水確率が100%となっており、ダム周辺に大雨が降ることを祈るばかりである。
こうした水不足が毎年生じてきており、これまでの天罰としての異常気象を身近なものと捉え、それぞれが少しばかりの対策を行おう。

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[ 2009年6月22日 ]
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