アイコン 姉歯耐震偽装、被害者の請求棄却、被告日本ERI

福岡県北九州市のビジネスホテル「アルクイン黒崎」を経営する菅原不動産(八幡西区)が、姉歯建築士の耐震強度偽装により補強工事と休業のため損失金など1億2,000万円を支払うよう、構造計算書の確認会社である「日本ERI」に対して小倉地裁に提訴していたが、その判決が23日あり請求棄却となった。

元々、役所が構造計算のチェックをしていた。しかしバブル後の官庁リストラで外部に委託されるようになり「日本ERI」も外部検査機関となっていた。同ホテルは2005年6月開業、同年11月26日休業して5ヶ月間の工事に入り、1億2,000万円の損害が発生したとしている。
このままでは、建設会社も設計会社も破綻しており、菅原不動産も泣き寝入りになる。

※検査代金を「日本ERI」は貰っており、また当業務は役所から委託されたものであり、何ら責任が生じるものと思われる。棄却とは責任逃れの小倉地裁裁判官の態度としか思えない。常に裁判所が正しい判断を下していると判断するのは大間違いである。

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[ 2009年6月24日 ]
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