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栗本建設工業、撤退したはずの福岡に現場が
あった福岡市東区に栗本建設工業の現場。またサブコンが犠牲になってしまった。同社は昨年12月九州から完全撤退、一昨年博多駅前の九州支店から、博多駅東に引越しさせられうえ九州営業所に降格していた。
その営業所も閉鎖され、現場だけが動いていたようだ。
現場は福岡財務支局（財務省）が発注した「香椎住宅34号棟新築工事」で、今年の9月竣工予定で進められていた。
5月には地場ゼネコンの高松組が破綻して、福岡のサブコンはゼネコンに対して疑心暗鬼になっているさなかの名門、栗本鐵工所の子会社の同社破綻に衝撃が走っている。
[ 2009年6月 8日 ]
