アイコン 高松組の破綻⑤

陳述書の高松組のようにデベロッパーからの受注で成長したゼネコンは、不動産市況の悪化=信用収縮の影響を受け、未収金の増加、借入金の増加、資産の売却損及び評価損問題を抱え、また受注量の減少などから窮地に立たせられている。

そのことを一番物語ったのが、高松組の破綻であったと地元関係社は述べる。
高松組は最後の経営改善に向け受注拡大をはかったため、代表の意に適わず下請業者の犠牲も大きなものとなった。
地方の大手ゼネコンは、いずれも高松組と同じ様な問題を抱えており、同社の陳述書から、同じ運命を辿らないような対策を早くから計画して実行してもらいたいものである。

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[ 2009年6月15日 ]
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