60億92百万円の減損があったとしても、同社が赤字になるなど想定外であろう。同社が赤字要因として挙げているのは夏場の天候不順。しかし、小生は不況が一番影響していると見る。同社製品はいろいろな工場に必ず設置されているが、工場労働者は休み時間ごとによく飲み、夏場は特に飲む。しかし、不況で工場労働者は派遣も含めて大幅に減っており、賃金も減っている。そうしたことから工場勤務者も生活防御から水筒を持参して極力コカ社製品も含め缶飲料は飲まなくなっているのが実情である。下手すればそうした流れが定着する恐れもある。天候問題だけではない、もっと分析すべきであろう。
上昇させるには、ビッグヒット商品を新たに作り出すしかない。久方同社からのビッグ商品は生まれていない。