アイコン コマーシャルアールイー/評価損は既に終わったのか

前期評価損を積極的に行い大赤字になったが、今中間期は間生物が販売できずにいる。

連結/ 百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月第2四半期前回予想
21,900
290
110
20
10年3月第2四半期今回予想
18,770
-710
-1,020
-1,090
10年3月通期予想
37,730
-430
-830
-930
09年3月期実績
53,007
-5,484
-6,062
-11,484

同社は、なかなか中間決算を出さないが、6月の第1四半期では自己資本が前期末に比し3億95百万円まで下落している。第1四半期は14億14百万円の赤字になるとしていたことから、中間期の10億90百万円の赤字予想では、自己資本は3億95百万円から若干改善されることになる。
しかし中間期では改善されたとしても8億円未満の自己資本であり、評価損など出せる状況ではない。同社がかろうじて信用を保てているのは、ケネディクスが29.10%とゴールドマンが29.77%(09/3期末)所有していることだけである。
第1四半期で見る限り、有利子負債は149億96百万円 (うち借入金139億91百万円) あり、対する主要資産はのれん代22億90百万円、販売用不動産66億58百万円、固定資産の不動産57億92百万円、差入保証金95億29百万円となっている。不動産をまだ124億50百万円所有しており、のれん代もいずれ償却せねばならない。差入保証金は何なのだろうか?
同社再建の近道は、ケネディクスに対して保有不動産を高く買ってもらうことである。そうすれば利益も出て自己資本も上がり、借入金も減少して再起がはかられるが・・・。
アパマンとコマーシャルアールイーは同じ穴の××であるが、大村氏より甲斐田氏の方が困窮時の資本付けは早く旨かったようだ。
[ 2009年11月13日 ]
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