アパマン系「システムソフト」／いろいろあった

同社はアパマンGであるが、元々飯塚出身の竜王プロパン(福岡市)の息子椛島氏が創業して上場させた会社である。

しかし椛島氏は親父の会社が破綻、同氏は所有株を全部売却して親父の負債を弁償した。逸話みたいな本当の話である。その後椛島氏はエックスツールを立ち上げ簡易3Dソフトを世に出し、ヒットさせたものの本人が遊びほうけ、会社は破綻、ソフトを×××に取り上げられてしまった。

システムソフトは、椛島氏からカテナに所有が移行していたが、その後飯塚出身のアパマン大村社長に引き取られ、不動産サイトCATCH-UPを立ち上げた。ところがアパマンも雲行きがおかしくなり、CATCH-UP事業を運営するシステムソフトの子会社を、長崎の大船主である澤山商会に売却した。そうしてシステムソフトの今期の中間決算となった。　

キャッシュフローベースは別として、同社の純資産は17億08百万円、純資産率は84.37%と優良企業である。