アイコン アパマンSH/ウルトラC  計上変更で大幅増益へ 一安心か

同社は次の通り決算予想を修正した。
当社は、平成21 年12 月28 日付「棚卸資産(販売用不動産・信託受益権)から固定資産への所有目的の変更に関するお知らせ」にて公表のとおり、第11 期連結会計年度の初日(平成21 年10 月1日)より、当社および当社子会社が保有する不動産に関して、昨今の経済環境や不動産市況の低迷等を総合的に鑑み、賃貸不動産の賃料収入の増加等による収益の安定化を図るため、総額30,376 百万円の販売用不動産・信託受益権について、棚卸資産(販売用不動産・信託受益権)から固定資産への所有目的の変更を行っている。

上記の所有目的の変更を踏まえ、賃貸不動産の安定化を図る施策を実行している上で物件の一部について「のれん及び負ののれん償却」に関する会計処理の検討を行った結果、当該「負ののれん」52億42 百万円を一括償却するとともに、および「繰延税金負債」35億97 百万円を取崩すことが妥当であると判断し、平成22 年9月期において52億42 百万円を特別利益に、35億97 百万円を法人税等調整額として計上する見込み。

その結果、次の通り修正
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年9月期前回予想
51,000
1,100
450
200
10年9月期今回修正予想
50,000
1,400
450
7,000
 

連結/百万円
2007年9月期
2008年9月期
2009年9月期
売上高
64,270
59,218
52,520
営業利益
6,047
458
220
経常利益
6,776
421
303
当期利益
1,353
-7,033
1,036
総資産
106,058
99,903
93,788
自己資本
11,930
2,363
3,224
資本金
5,538
5,556
5,556
有利子負債
56,903
67,123
65,653
自己資本率
11.20%
2.40%
3.40%

 以上の結果、同社の自己資本率は前期3.4%から10年9月期には15.1%まで高まると報告している。取引金融機関は判断に苦しもうが、決算書は大幅に改善されることだけは事実である。

 

[ 2010年6月24日 ]
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