アイコン 10万頭に迫る殺処分の口蹄疫に見る民主政権の危機管理能力の無さ 

口蹄疫宮崎県の口蹄疫感染は宮崎県全土に広がっており、地続きの九州全域が口蹄疫被害に陥るのは、時間の問題となっている。
3月31日発生(4月20日検査確認)してから、初期防疫対策が後手後手に回ったことにより、感染牛豚は急拡大している。感染ルートが判明しないまま、宮崎県は対策だけで必死。 
国に支援を求めても鳩ヨロヨロ内閣はゼニ金・普天間に明け暮れ、口蹄疫事件は中国にでも発生したかの対応振り。赤松農相は、農業・畜産を勉強しないまま大臣の席に座り、対策など何も分からず、国会でも口蹄疫問題に対しての答弁でニタニタ、畜産業に対する無能無知ぶりを発揮しているが、現地は感染した牛豚が一頭でもいれば、牛豚舎の牛豚を全部殺処分、既に殺処分は8万5000頭(5/17)を超えている異常事態が続いている。埋める場所がないほど。

現地のJA県畜産会長が、農水省幹部に対して「防疫上、緩衝地帯を設け、その地帯の牛豚を処分するよう」求めたものの国は「法律上難しい」との答弁。まったく危機管理能力なしである。

国民の期待を裏切り続ける民主党政権であるが、地方の悲鳴が届かぬ政権など誰も求めてはいない。即解散だ。
農水省の官僚も危機管理能力なし。省は民主政権が参院選に向けたパフォーマンスの仕分劇場の対応に終始している。アホな農相に下にいる役人は、事態に明るい省幹部らも全く動かさず、幹部自ら現場へ行きもせず、対策が大幅に遅れるなか、緩衝帯も「法律上難しい」など危機管理能力0としか言いようがない。
省は、今頃になってワクチン接種だの対策を検討しているようであるが、まず足元対策に全力をつぎ込み、そうした問題は並行的に行うべきであるが、そうした対策も既に大幅に遅れている。
 
国民は、政権奪取だけに命を掛けるダマクラカシ小沢の選挙に騙され、今、民主政権の実態が明らかとなり、国民も皆気付き怒っている。口蹄疫問題でも正にそれを露見させたものである。民意さえ捉えられない民主に政権など預けることなどできない。
 
感染地域:川南町・高鍋町・都農町・新富町・えびの市など
川南町:全飼育頭数約15万頭のうち、約6割(16日現在)が殺処分対象
宮崎県:肉用牛の飼育頭数で全国3位、豚で2位の畜産王国。
5月17日までに:殺処分対象の家畜は8万5723頭(牛8212頭、豚7万7511頭)。
 
[ 2010年5月19日 ]
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