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長谷工『顧客マインド調査』/首都圏マンション「買い時感」堅調維持

<低金利・低価格・税制メリットが後押し 希望する商品には不足感> 

長谷工アーベストは、首都圏で受託販売したマンションのモデルルームへの来訪者および首都圏居住者(モニター)に対し、2010年7月にWEBアンケート『顧客マインド調査』を実施、住宅の「買い時感」について分析を行った。
今回の調査は「株価の低下」や「参議院選挙前」という先行きに不透明さが増した中での調査となり、「買い時感DI」は2010年4月調査(以下、前回調査)より下降。但し、堅調にスタートした2010年1月調査水準を上回り、「住宅の買い時感」は、来訪者・モニターともに堅調水準を維持している事が確認できた。
買い時だと思う理由は、①「金利が低水準」②「価格が低水準(価格が下がってきている)」③「税制のメリットがある」等、現在の『買い易い市場環境』が前回調査に続き上位となっている。また、今回は、調査前に消費税率引上げについて大きく報道されていた事から、④「今後、消費税率の引上げが想定されるから」を理由に上げる方が大幅に増加。その他、お客様からは⑤「駅に近い所で物件が出てきているから」⑥「価格の割りに良い物件が発売されているので」などの声が聞かれ、市場における“魅力的な商品の供給”も「買い時感」を後押ししていると考えられる。

一方、一時見合わせ(様子見)のお客様の理由をみると、来訪者では①「希望条件(広さ・間取り・価格・場所)に合う商品がない」が上位となっている。
買い時感DIの算出方法:「買い時だと思う」の数値から「買い時だと思わない」の数値を差し引いて算出。

■住宅の「買い時感DI」について
前回調査に比べ、来訪者DIは「+26」から「+23」に(前回調査比-3ポイント)、モニターDIは「+2」から「-1」に(同比-3ポイント)下降したものの、来訪者・モニターともに堅調にスタートした2010年1月調査水準を上回る結果となっている。また、来訪者は販売が好調だった2004~2005年調査水準で推移している。 

■住宅の「買い時感」について
【“現在の金利が低水準だから”“価格が低水準”“税制のメリットがあるから”が上位】: 「買い時だと思う」と回答した方の理由は、来訪者・モニターともに①「現在の金利が低水準だから」が最も多く、次いで②「現在は価格が低水準だから」③「現在は、税制のメリットがあるから」などの『買い易い市場環境』に関する項目と④「今後、消費税率の引上げが予想されるから」が上位となった。消費税率の引上げについては、調査前に大きく報道されていた事が影響している。
その他、お客様の声をみると、結婚や子供の進学などの“自分自身のライフステージ”に関する声や、市場における“魅力的な商品の供給”に関する声などが聞かれており、加えて「買い時感」を後押ししている様子が窺える。
一方、一時見合わせ(様子見)のお客様の理由をみると、来訪者では①「希望に合う物件(広さ・間取り)がない」②「価格が希望に合わない」③「希望する場所に物件がない」が上位となっており、地域によるものの、希望に合う商品の不足感を感じている様子が窺えるとしている。
 

分譲マンション
[ 2010年8月19日 ]
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