アイコン インフル患者、新型のウイルスが最多/長崎にはインフル注意報発令

21日、国立感染症研究所は、10~16日の1週間に全国の医療機関を受診したインフルエンザの患者は推計78万人と発表。直近5週間に検出されたウイルスは新型が最も多かったとみられる。
 この1週間に全国約5千の定点医療機関から報告された患者数は5万9832人(1医療機関当たり12・09人)で、前週(5・06人)の2倍以上に増加している。

長崎県でも20日に、インフルエンザが大流行する可能性が高いとして、「インフルエンザ流行注意報」を発令。県内70箇所の定点医療機関からの報告で、国立感染症研究所の定める注意報発令基準を超えたため。

以下は長崎県によるインフルエンザによる注意書き

○インフルエンザとは
・ インフルエンザウイルスによって引き起こされる呼吸器感染症で、普通の
カゼとはまったく違う病気です。
・ 発症すると、突然の高熱、関節や筋肉の痛みなど全身にさまざまな症状が
あらわれます。
・ 重症化すると体力のない高齢者や乳幼児などは肺炎や気管支炎などを併
発して生命にかかわることがありますので注意が必要です。
※インフルエンザの特徴的な症状:突然の発熱、38℃を超える発熱、上気
道炎症状、全身倦怠感・筋肉痛等の全身症状 など
○インフルエンザにかからないための予防対策について
・ 体力が低下しないよう十分な栄養と休養をとりましょう。
・ 室内を乾燥させないようにしましょう。
・ 外出後は手洗いとうがいをしましょう。
・ インフルエンザにかかったかなと思ったら、早めに医療機関に受診しまし
ょう。
・ インフルエンザを拡げないために、『咳エチケット』(※)を心がけまし
ょう。
※ 『咳エチケット』
・ 咳やくしゃみの際にはテッィシュなどで口・鼻を押さえ、周りの人から
顔をそむけましょう。
・ 使用後のティッシュは、すぐに蓋付きのゴミ箱に捨てましょう。
・ 症状のある人はマスクを着用しましょう。
○ インフルエンザワクチンについて
・ 今冬のインフルエンザワクチンは、今流行しているA香港型、新型インフ
ルエンザ(A/H1N1)、及びB型の3種類のワクチンが混合されています。
・ ワクチンの効果は接種してから2~3週間かかりますので、予防接種を受
けていない方は、早めに接種しましょう。
○もしインフルエンザの症状が現れたときは
・ 最寄りの医療機関(かかりつけ医など)に電話で問い合わせをして、指示
に従ってください。
・ 基礎疾患をお持ちの方、妊婦中の方は、事前に主治医とインフルエンザに
感染した場合の対策について相談しておきましょう。
・ 夜間や休日の救急外来は、症状が重い患者のためのものです。
・ 症状が軽ければ、夜間や休日の受診はできるだけ避けましょう。
○ 家族がインフルエンザにかかったら、次のことに注意しましょう。
・ できるだけ自分の部屋で療養しましょう。
・ 看病する人もマスクをつけましょう。
・ 部屋は定期的に換気し、家族全員がこまめに手洗いをしましょう。
・ タオルは共有しないようにしましょう。

 

[ 2011年1月21日 ]
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