アイコン 日産自動車/九州工場を独立させ「日産自動車」九州設立

日産自動車はコスト削減を進めて価格競争力を高めようと、1日、主力工場の1つである福岡県苅田町の九州工場を分社化し、新会社「日産自動車九州」を設立した。
 苅田町にある日産自動車九州工場は昭和50年に操業を開始し、現在では3700人以上の従業員を抱え、年間40万台以上の車を生産する日産の主力工場のひとつ。
 日産は、九州工場を本体から切り離して分社化する計画を去年から進め、1日、新会社「日産自動車九州」の登記を行った(新会社としての事業開始は10月からの予定)。

分社化の狙いは、日産本体とは別組織として、独自に部品メーカーと取り引きできるようにすることでコストを削減、輸出が中心の九州工場の価格競争力を高めることにある。また、将来的には地域の水準にあった賃金体系にすることも検討している。

コストカッターナイフのゴーン支配では避けられないものであろうが、賃金を安く安く抑えるために今回の措置が取られたといっても過言ではない。

 

[ 2011年8月 2日 ]
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