アイコン ドクターアイズの㈱フイッシュランド/消費者庁が措置命令

九州にも福岡県を除き各県に進出しているドクターアイズ。
消費者庁は、8月31日、㈱フイッシュランドに対し、同社及び同社の子会社が供給する遠近両用眼鏡に関する表示について、景品表示法第6条の規定(同法第4条第1項第2号(有利誤認))に基づき、措置命令を行った。
本件は、公正取引委員会による調査の結果を踏まえ、当庁が措置命令を行った。 

1 フイッシュランドの概要
所在地:札幌市中央区南三条東四丁目1番地20
代表者:代表取締役 佐藤 隆士
設立年月:昭和51年3月
資本金:9億9723万円(平成23年7月現在)
2 措置命令の概要
(1) 違反事実の概要
ア 対象商品
フイッシュランド及び同社の子会社である株式会社ドクターアイズがそれぞれ経営する「ドクターアイズ」と称する店舗を通じて一般消費者に供給する遠近両用眼鏡
イ 対象となる表示
(ア) 平成22年1月23日に配布した新聞折り込みチラシにおいて、「(最高品質・国内トップメーカーレンズ使用)」、「ドクターアイズならなんと!! 8,800円税込特価」及び「全店 7,000本のフレームから自由にお選びください。」と表示)
(イ)平成22年7月31日に配布した新聞折り込みチラシにおいて、「(最高級品質・国内トップクラスメーカーレンズ使用)」、「ドクターアイズならなんと!! 8,800円税込特価」及び「全店 7,000本のフレームから自由にお選びください。」と表示
ウ 実際
8,800円で購入できる対象商品に用いられているレンズは、対象商品を購入しようとする者が選択できるレンズのうち最も品質が低いものであり、より高品質のレンズを選択した場合の販売価格は13,800円ないし68,800円であった。
また、8,800円で購入できる対象商品に用いられているフレームの種類数は、平成22年12月3日時点において、全ての直営店及び子会社経営店の合計で1,691種類であった。
(2) 命令の概要
ア 前記(1)イの表示は、対象商品の取引条件について、実際のものよりも取引の相手方に著しく有利であると一般消費者に誤認されるものであり、景品表示法に違反するものである旨を一般消費者に周知徹底すること。
イ 再発防止策を講じること。
ウ 今後、同様の表示を行わないこと。
以上

0905_06.jpg 

<消費者庁>
消費者庁は、消費者のためにならず、JC-NETでは廃庁を求めているが、何を考えたのか、国民生活センターを糾合して、国民生活センターを廃止しようとしている。
全く逆である。現行の消費者庁を廃庁し、国民生活センターに対して権限を与え昇格させるべきである。
今回の事案も調査した公取委が最後まで扱っていたら、課徴金などもっときつい処分がなされたと思われるが、消費者庁扱い分野であり、再発防止措置で終わらせている。
民主党になってから、消費者庁はまったく消費者の役に立つどころか、企業名を出さないなど、情報を隠蔽しているように思われてならない。
特に、通販の健康問題は、民主党議員の多くが献金を貰っているからか、自民党時代より、まったく発表されなくなった。
以前なら、医事法違反になる広告が、今では何も取り沙汰されなくなった。そうした堕落が、厚労省が認可した悠香の「茶のしずく石けん」(医薬部外品)でも、成分変更の届出があった際、小麦アレルギーについて、厚労省が慎重に対応していたら、「茶のしずく石けん」のアレルギー問題も未然に防げたはずである。(なお、悠香の責任は明確である)
民主党政権になり、公務員様の組合によって政権についているだけに公務員制度改革を全く進めず、公務員がアンドした証であろう。
 

[ 2011年9月 5日 ]
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