アイコン 電研産業(株)/自己破産へ

プリント配線基板の組立加工の電研産業(株)(東京都大田区大森本町2-5-6、代表:中野敬史郎)は9月30日事業停止、事後処理を山田秀一弁護士(電話03-5818-6721)に一任して、自己破産申請の準備に入った。負債額は約10億円。

同社は昭和32年3月創業のプリント基板組立業者。主力の秋田工場で大手メーカーから液晶テレビや携帯電話などの液晶用プリント基板の組み立てを受注していた。平成20年3月期は約41億円の売上高を計上していたが、エコポイントの廃止などから液晶テレビの市場売上そのものが急減、受注していたメーカーも海外へ工場を移転するなど、同社を取り巻く環境は一変、平成21年3月期は約28億円まで売上高が急減していた。更に東日本大地震により、電子部品の調達も困難になり、工場稼働率を悪化させ、資金繰りを支えきれず、先行きの見通しも立たないことから、自己破産を選択した。
 

[ 2011年10月 3日 ]
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