アイコン 民事再生中の「U.F.O.」社長 詐欺の疑いで事情聴衆受ける

民事再生中の「U.F.O.」(破綻時、本店:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-7-18、登記本店:東京都中央区京橋1-1-5、代表:谷絹子)の社長が、経営悪化を隠して、大阪市内の衣料卸売会社から現金3億円をだまし取ったとして、大阪地検特捜部が詐欺の疑いで、任意聴取を始めたことが3日、会社関係者への取材で分かったと報道されている。

 同社は、上海・北京に複数のグループ拠点を有し、アパレル製品・雑貨の企画・製造・輸出入、相手先ブランドのOEM生産を行い、2003年7月期の約228億円の売上高から2009年7月期には、約895億円の売上高を上げるまでに急成長させていた。
しかし、その反面、中国の生産工場などへの投資金は、200億円以上に上る借入金で賄われていたため、2008年9月末には、銀行への毎月の返済ができなくなり、2009年3月大阪地方裁判所に特定調停を申請していた(その後取り消し)。こうしたことを受け、2009年5月以降、複数の金融機関から貸付債権の返還請求権に基づく売掛金や所有不動産に対する仮差押を受けていたほか、貸金返還請求訴訟や小切手金請求訴訟を提起されていた。
そうしたことから、2010年3月26日に大阪地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行った。
社長は、当該の衣料卸売会社に中国での事業が好調と偽り、融資を依頼して3億円をだまし取った疑いが持たれている。
 

[ 2011年10月 3日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク

※Google・Yahoo japan!・Twitter・ライブドア・はてな・OpenID でログインできます。

コメントする

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
サイト内検索