日本ガイシ/NAS電池が三菱マテリアル工場の出火原因か
同社は、(三菱マテリアル工場における)NAS電池の火災事故については、お客さまはもとより、地元自治体、住民の方々に多大なご心配とご迷惑をお掛け致しましたことを深くお詫び申しあげますとリリースした。
NAS電池(=ナトリウム硫黄電池)は、当社が世界で初めて実用化したメガワット級の電力貯蔵システムで、大容量、高エネルギー密度を特長とし、電力負荷平準によるピークカット、再生可能エネルギーの安定化に役立ち、節電対策やエネルギーコスト削減、環境負荷低減に貢献している。
震災及び福島原発水素爆発により、強い関心をいただいているが、今回の火災の原因究明と再発防止策の確立までは、なにより安全対策を最優先し、念のため既設のNAS電池については、運転の停止をお願いするとともに、新規案件の出荷についても個々のご事情に応じた対応をしているとしている。
NAS電池は、日本ガイシと東電が共同開発した燃料電池。震災後、大手企業から注文が殺到、これまでに170施設に納入されている。同社では、調査により原因がはっきりするまで全納入施設に対して使用を停止するよう要請している。
以前、ソニーのリチウムイオン電池が出火して、全世界のノート型パソコンのリコールをしたことを思い出す。それ以降、ソニーは下り続けている。
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