高圧電線から謎の火花40ヶ所超 佐賀県等
10日佐賀県内の各地の高圧電線から、謎の火花が出て話題となっている。九電によると先般の強風の海風により電線に塩が付着して、電線が傷付いているところで火花が発生したのではと説明している。
それにしても佐賀県内の各地で発生しており、日頃こうした事例が殆どないだけに謎だらけである。
10日夕方にも、久留米市にある西鉄天神大牟田線の送電設備から火花が出るトラブルがあり、西鉄天神大牟田線は、1時間あまりにわたって、筑紫野と久留米の間で運転を見合わせた。
10日の午後6時20分頃、久留米市宮の陣町の踏切近くで、線路近くの電線から「火花が出ている」という通報が西鉄にあり、調べたところ、味坂駅と宮の陣駅の間の踏切近くにある、「特別高圧電線」と呼ばれる送電設備から、火花が出ていた。
消防が駆けつけて火花は、消し止められましたが、このトラブルの影響で、西鉄天神大牟田線は、急行列車2本が1時間半にわたって立往生したほか、筑紫野と久留米の間で、1時間あまりに渡って運転を見合わせ、4万人に影響が出たという。
「特別高圧電線」は、九州電力の高圧電線から西鉄天神大牟田線の変電器に電気を送る設備で、西鉄で火花が出た詳しい原因を調べている。
当該の西鉄の高圧電線は、海から遠く離れた内陸部にあり、塩の影響とは考えにくく、通常こうしたことが起きていないだけに、今のところ謎だらけとなっている。
大容量の過電流が流れ、傷ついた電線の場所で火花が発生したのかもしれない?
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