アイコン シルバー精工の子会社 柏崎シルバー精工(株) /再度の資金ショート

柏崎シルバー精工(株) [新潟] プラスチック成形品、編機、環境機器等製造、金型加工
再度の資金ショート / 負債総額 約82億円

~シルバー精工の子会社~ シルバー精工(株)/民事再生・債権者判明

TSR企業コード:20-200781-2
http://www.tsr-net.co.jp/news/flash/1214328_1588.html

 柏崎シルバー精工(株)(柏崎市安田194-1、設立昭和44年10月、資本金1億円、坂本清司社長、従業員1名)は再度の資金ショートを起こし、10月26日に行き詰まりを表面化させた。

 負債は、旧親会社のシルバー精工(株)からの借入金81億5500万円を含めて総額約82億円が見込まれる。

昭和44年にシルバー精工(株)の子会社として設立創業。メカトロ品の一貫製造を強みに編機などの民生用機器を製造し、ピーク時の昭和56年3月期では売上高約96億4100万円を計上した。

 しかし、親会社の業績不振を受けて収益が悪化。昭和59年3月期から平成23年3月期までに積み上げた赤字で債務超過額が約80億円にまで膨らみ、親会社から不足資金を借入して運営を維持していた。

 この間、親会社のシルバー精工(株)が平成22年12月に再度の資金ショートを起こした事で信用不安が高まり、沖縄在住の実業家をスポンサーに迎えると共に7月に柏崎ユーエステック(株)に商号を変更して事態の沈静化を図った(8月に柏崎シルバー精工に商号を戻している)。

 しかし、シルバー精工(株)が9月27日に民事再生法の適用を申請した事で、同社からの約81億円におよぶ借入金の返済問題が浮上し、今回の事態となった。

 なお、10月3日に会社分割を行ってシルバー精工(株)に対する債務を当社が負い、分割した新会社にシルバー精工(株)以外の取引の債権債務など大半の事業が移管され、従業員も新会社に転籍している。

関連リンク
シルバー精工(株)/民事再生・債権者判明

[ 2011年10月27日 ]
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