アイコン TPPを考える  松下政経塾一派と住友化学米倉糞爺が推進

日本の農業を破壊へと導くドジョウ政権(=松下政経塾一派)、その裏にはパナソニックを頂点とする競争力を持たない輸出業界の思惑と旧財閥から経団連会長に登りつめた米倉糞爺(くそじじいと読む)にある。

パニソニックの凋落は、韓国勢・中国勢の激しい追い上げに大苦戦、単なる円高の問題ではなくない。ましてやTPPの問題ではまったくない。

世界の家電業界を席捲している韓国・中国企業の製品の品質が、それほどまでに高まっていることにある。当然、価格も安い。韓国も早くから中国に進出しており安い。これらの工場では、日本のすばらしい最新式の製造機械が導入され、生産されていることから、当然のことであるが。(更に日本の技術者や開発者も大量にヘッドハンティングされ移転している)

日本の繊維産業が、中国により破壊されたように、今や家電業界は、TVや白物家電は世界市場から日本製は駆逐され、更に太陽光発電モジュールさえも既に大幅な単価下落にさいなまれ、大きく日本勢の世界シェアは落ち込んでいる。
こうした時代の流れをTPPにより、誤魔化して日本の利益になるのだろうか。

<ベトナム枯葉剤のモンサントと組む住友化学>
住友化学の米倉糞爺はしたたかである。ベトナム戦争で膨大な枯葉剤が撒かれ、ベトナムでは身障児が大量に生まれてしまったが、その枯葉剤を生産していたのが、アメリカ最大の農薬メーカー「モンサント」である。
日本では農業者にも除草剤の「ランドアップ」(日本では日産化学がライセンス製造販売)で知られている。同社は住友化学と昨年10月長期相互協力を締結している。
過去、銅山で鉱害を撒き散らした財閥住友の系統である住友化学の狙いは、TPPを早期に締結させ、モンサントが開発した遺伝子組み換え種子の大量販売にある。また農薬販売にある。

既にアメリカ政府は、日本に対して農産物における農薬規制の緩和を求めており、今後遺伝子組み換え野菜についても規制緩和を求めてくることは明らかである。ドジョウ政権の民主党政権は、原発は安全だと前政権から引継ぎキャンペーンを張ったが、現に原発は大爆発し、福島県民は過酷な状況下にある。遺伝子組み換え植物は絶対安全だとマスゴミと御用学者を並べ立てキャンペーンを張ることは目に見えている。

モンサントのしたたかなところは、この遺伝子組み換え種子につき、一代限りしか育てられない種子技術を持ち、それを販売していることにある。農業者は永遠に種子を購入し続けられることになる。この遺伝子組み換え種子は、除草剤のランドアップに耐性を持ち、草殺しにランドアップを散布させることを狙い、儲けることだけを目論んでいる。
そうした利益を、TPPを締結させ、日本に持ちこませようと蠢いているのが住友の米倉糞爺である。当然、ランドアップも種子も日本では住友が生産する計画なのであろう。

アメリカには、メキシコから大量に不法移民が流入して、これまでのアメリカ経済を最下層で支えている。この不法移民の殆どが農業者であるが、アメリカとの協定締結により、メキシコ農業が破壊され、生活できず不法移民と化かしている。

日本は、将来の絵を描きさえできず、行き当たりばったりの政策で生き延びている。日本はアメリカに今後とも従属・隷属することしか永らえられないのだろうか。中国は覇権主義の上、守銭奴共産国家であり大嫌いである。

[ 2011年11月 2日 ]
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