アイコン (株)アルパ・コーポレイション/民事再生廃止・破産開始決定

分譲マンション販売代理兼デベロッパーの(株)アルパ・コーポレイション(広島市西区南観音町21-30-201、代表:渡邊浩一)は11月14日、広島地方裁判所において破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、石口俊一弁護士(電話082-222-0072)が選任されている。負債額は約11億円。

同社は平成6年1月設立の分譲マンションの販売代理及び分譲マンション開発業者。広島を拠点に、北九州、東京などに出先を構え、各地のデベロッパーから分譲マンションの販売代理の受託を得て販売するとともに、自社開発の「グラン・シエロ」シリーズの分譲マンションを販売していた。しかし、リーマン・ショックにより分譲マンションの売れ行きが急悪化、平成21年8月負債額約20億円を抱え、民事再生法の適用申請を行い破綻した。その後、再生認可を得て再建途上であったが、本年に入り東日本震災により、少し上向いていた市況が再度悪化、再生計画の売上高には程遠く、資金繰りにも窮したため、広島地方裁判所の職権により民事再生を廃止して破産へ移行していた。

[ 2011年11月25日 ]
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