アイコン 新市立病院整備運営事業(PFI)の進捗状況!

長崎市立病院 通行止め投稿者=才谷梅太郎 

昨日(12月13日)、市民病院の前を通り、活水通りに出るために左折しようとしたら、道にロープが張られ市民病院の横の道は通行止めになっている。いよいよあのインチキな新市立病院の建設が始まるようである。14億円も高い企業体(大成建設グループ)を落札者に決定した合理的な理由は未だに謎、公表されていない。昨年、平成22年第5回定例会(平成22年11月29日)の小森あきと議員(現県議・自民党)の天晴れな質問を会議録から紹介する。

○議長(吉原 孝君)次は、20番小森あきと議員。
        〔小森あきと君登壇〕

○20番(小森あきと君)自由民主党の小森あきとでございます。質問通告に沿いまして質問させていただきます。
1点目は、まちづくり行政について。3項目ございます。
1点目、新市立病院整備運営事業(PFI)の進捗状況でございます。
これにつきましたは、本年6月14日に入札が行われまして、本年(平成22年)7月30日、落札者が決定されております。落札者の金額が164億1,978万2,994円、消費税抜きということでございます。ただ、最低金額で入札をされた業者さんがおりまして、その金額が150億5,209万円、消費税除くということでございまして、差額が13億4,011万1,771円、消費税を加えますと、14億80万ですかね、そのくらいの差がついております。もともとPFI事業というのは、業者の選定から事業終了まで、いわゆる公平性・公明性・透明性と、この項目を守るということが原則でございます。ただ、この選定に対しましては、これに対する監査公表も行われております。監査公表におきましては、監査ができないと、結果的には監査ができないと、資料が出ていないために監査ができないというようなことでございます。
そこで、この点について、今後この事業をどういうふうに進められていこうとされているのか、具体的にご答弁をいただきたいと思います。
 
 次に、2点目でございます。新県立図書館整備問題。
これは県の事業でございます。もともと県立図書館が昭和35年6月15日、1億636万円という費用をかけて長崎国際文化センター建設事業の1つとして建設されております。非常に歴史があって、これは長崎の被爆地であるという歴史も当然あります。そういう歴史の中で建てられた図書館であったわけでありますが、今、県のほうでこの整備事業についての長崎県立図書館整備検討会議という形で進められております。 
 ただ、この内容等、今までの経過を見ますと、大村市、川棚町、もう本当に一歩も二歩も進んでですね、一体全体長崎市は何をやっているんだというなご意見を私のところに寄せていただいております。


長崎 田上市長市長はこの問題について、本当に前向きに取り組んでいこうとされているのか、その点についてお尋ねいたします。
 次に、3点目でございます。新庁舎建設計画。
今、長崎県の県庁の移転問題がございます。ただ、新庁舎ということになりますと、長崎市も長崎県庁におくれ3年後の建設ということでございますので、非常に老朽化あるいは耐震化の問題もございまして、そういう状況の中で、先般、市長の定例記者会見の中で、建て替えという方向での検討になると思うという唐突な言葉がございました。実は「大型公共施設更新計画検討会議」というのが長崎市の中に設置されておりまして、ここの結論が、今年度中にまとめるということになっておるわけでありますが、そのまとめる前にもう市長がこういうことを言ったものですから、どうなのかなと。実際その辺はちょっと私も心配しておりますけれども、じゃ、この建て替えという方向で考えるということになると思うということであれば、ある程度場所とか、いつごろとか、そういうことをやはり念頭に置いておられるのかなというふうに思います。そこで、この計画についての今後の進め方、どういうふうになるのか、お尋ねしたいと思います。・・・・・と続いたわけだが、3点とも興味深いというか興味不快な田上氏の対応である。この辺を小森議員の質問と田上氏の答弁から少し検証してみたい。

[ 2011年12月15日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク

※Google・Yahoo japan!・Twitter・ライブドア・はてな・OpenID でログインできます。

コメントする

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
サイト内検索