アイコン 工事一時中断の新諫早市体育館(諫早市)

諫早 立ち入り禁止投稿者=新諫早市建設業 

堀内組(佐世保市)大誠ハウス共同企業体による「新諫早市体育館」の欠陥工事の報道で沈黙を守っていた地元紙(長崎新聞)に「工事一時中断の新諫早市体育館」(現場内部を公開)と、写真付で(平成23年12月15日)記事が掲載されていたので紹介する。

(以下は長崎新聞の記事から)
諫早市が同市小船越町の県立総合運動公園に建設中の新諫早市体育館(仮称)で、コンクリートの一部が発注内容と違う仕様になっている問題で、建設主体の堀内組・大誠ハウス共同企業体(JV)は14日、報道陣に現場内部を公開した。
問題では、ひび割れが起きにくいAランクの骨材を使う予定だったのが、コンクリートを納入した4社のうち1社「みのる建材」(同市小野島町)がBランクの骨材を故意に納入。打設したコンクリート約4700立方メートルのうち約2100立方メートルにA、B混在のコンクリートが使われた。

諫早 新聞記事

「耐久性に影響する可能性がある」として工事の一部が中断、みのる建材は今月6日付でJIS認証登録を取り消された。現場を案内したJV担当者によると、問題のコンクリートは体育館1階部分のアリーナを取り囲む壁や観覧席部分に打設。今後の対応が未定のため本体工事に入れないという。別の担当者は、来年6月まで延期された完成がさらにずれ込む可能性や、対応方針が決まるまでいったん市に工事中止命令を出すよう要請していることを明らかにした上で「とにかく関係者で協議を重ね、早期の事態打開を図りたい」と強調した。【長崎新聞;平成23年12月15日・豊竹健二】

早期の事態打開は堀内組が速やかに不適合箇所の撤去を行うことである。不適合なコンクリートであってもコンクリートは日々硬くなっていく。日が経てば経つほど、欠陥コンクリートの撤去作業は相当に難航が予想される。だから宮本市長(諫早市)は一刻も早く工事中止命令ではなく「不適合箇所改造命令」を発令すべきである。それに堀内組の山下社長は「みのる建材」にばかり責任を擦り付けないで、元請としての堀内組の責任こそ重大である。鼻血も出ないくらいに苛め抜いた立場の弱い下請けへの責任転嫁は男らしくないし、みっともない。諫早市に対し、先ず元請としての責任を取るのが優先である。みのる建材との民々の話を優先するべきではない。

[ 2011年12月15日 ]
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