アイコン 中国GDP、8.1%成長へ景気減速 1~3月、欧州向け輸出鈍化

中国国家統計局は13日、今年1~3月期の実質国内総生産(速報値)が、前年同期比8.1%増だったと発表した。
2011年10~12月期(8.9%増)を下回り、5四半期連続で伸びが減速、09年4~6月期以来2年9ヶ月ぶりの低水準となった。

欧州債務危機に伴う欧州経済の沈滞により輸出が鈍化したことが原因。
第2の経済大国である中国の一段の減速で世界経済の先行き懸念が広がりそう。

1~3月期の成長率は、市場予想(8.4%前後)を下回った。中国人民銀行が景気を下支えするため、今月中にも預金準備率を引き下げ、追加緩和を実施するとの見方が強まっている。

 内需拡大した中国経済は、インフレによりマンション等不動産価格の暴騰、貧富の格差拡大、沿岸部と内陸部の格差拡大、汚職腐敗天井、労賃高騰による海外からの投資減速、輸出減速といいところがない。金融緩和も不動産価格の再度の上昇を懸念すれば、大幅な緩和はできない状況となっている。

日本の機械輸出も中国向けは鈍化しており、こうした流れを裏付けている。

中国GDP

[ 2012年4月13日 ]
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