アイコン 福津市/合併で箱物だらけの市に「こどもの城」は必要か

福間町と津屋崎町が合併して誕生した福津市は、行政による箱物だらけの市となっている。市庁舎2つ、大規模な市民センター2つ、大規模生涯センター1つなどなど、バブル期以降に建造された立派な建物群である。
そうした中、「こどもの城」が3億6000万円の予算計上され新たに着工されようとしている。年間維持費5,900万円もかかる。既存の建物を整理統合して有効活用すれば、スペースはいくらでも空き、建てる必要はない。

<市庁舎増築問題>
また、先般から記載している市庁舎統合のための庁舎新築問題もある。
福津市民に対するアンケート調査で、津屋崎庁舎の今後の維持費を記載せず、新庁舎では維持経費が安くなると嘘ついてのアンケート調査したことで問題となっているが、福間庁舎と津屋崎庁舎は車で10分しか離れておらず、全く造る必要がない新市庁舎である。 
小山達生市長は、拓さんの秘書時代のような開発・箱物行政を引きずるしか脳がないであろうか。

<郷制度で天下り>
福津市では、小山達生市長は、コミュニティ市内で郷制度を採用、7地区に駐在員を配置した。しかし、この郷制度は天下りのための制度となっている。高給取りで高額な退職金を貰った市の職員の退職者を採用している。週3日間勤務で月16万円。こうした事業はボランティアに依頼すれば、民間退職者のボランティアで済むことである。行政主導も大事であろうが、ボランティアによる自主的な活動こそが望まれる。ましてや天下りなどもってのほか、報酬を支払ったとしても週3日ならば、10万円でも民間人の高齢者ならば責任持って喜んで対応することだろう。福津市は、郷制度をリードできる責任者を1人配置すればすむことである。

少子高齢化が進む中、先を見据えた福津市の行政を小山氏には望みたい。所詮、無理だろうか。

[ 2012年4月28日 ]
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