アイコン 熊谷組/3月決算 増収増益 繰越工事高付

大型土木に強い同社は、建設業界について、公共投資は震災復旧関連予算の執行が進み、公共投資関係費は前年度を上回るなど堅調に推移したが、民間建設投資及び住宅投資は持ち直しの動きがみられるものの激しい価格競争に晒され、総じて厳しい経営環境となっているとしている。
土木事業の売上高は、前期比▲12.7%減の576億円、営業損失は、▲3億円(前期は6千万円の営業利益)。

建築事業の売上高は、前期比18.0%増の1,408億円、営業利益は、前期比▲69.5%減の8億円。
子会社の売上高は、前期比9.5 %増の708億円、営業利益は、前期比79.1%増の19億円となっており、子会社で稼ぎ出している。主たる子会社はガイアートT・K。
同社の売上高は、建築事業のウェイトが大きくなっているが、大きな土木事業=官庁工事がそれほど減っていることによる。

熊谷組単体繰越工事残高
     /百万円
前期末
当期末
前期末比
土木  官公庁
29,028
40,061
38.0
土木  民間
26,591
31,256
17.5
土木計
56,352
71,521
26.9
建築  官公庁
7,253
21,946
202.6
建築  民間
121,915
101,725
-16.6
建築計 
129,175
123,671
-4.3
官庁工事計
36,281
62,007
70.9
民間工事計
148,507
132,982
-10.5
総合計
185,528
195,193
5.2
 
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期
284,112
4,241
2,323
-5,667
10年3月期
266,544
4,993
4,203
2,447
11年3月期
240,481
4,034
2,941
1,575
12年3月期
257,581
2,454
2,904
1,593
前期比
107.1%
60.8%
98.7%
101.1%
13年3月期予想
260,000
2,700
2,800
1,500
13年期予/12年期比
100.9%
110.0%
96.4%
94.2%
 
[ 2012年5月15日 ]
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